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「何度 言っても直らない あの人」に対するストレスが激減する思考法

エッセイ

エッセイ Blue 15

 

 

「どうしてあの人はあんなことをするんでしょう?」

「何度 言っても改めてくれないんでしょう?」

 そんなことを話し、ため息をつかれてる方に、最近 つづけて会ったんですよ。

 だから今回は、こんな「エッセイ Blue」を書いてみました。

 

 さきに答えを言っちゃいますね。

 どうして〝あの人〟がそんなことをするかって言ったらね、

 

 ── あなたじゃないから。

 

 これが答えなんです。

 あなたは〝そんなこと〟をしませんよね。でもその人はあなたじゃないから〝そんなこと〟をするんですよ。たぶん ずっとするでしょうね。ちょっとやそっとじゃ直りゃしません。

 だからあなたが、「どうしてあの人は── 」って、悩み続けるのは不毛なんです。ほんっとに、エネルギーの無駄使いですよ。

 人間の脳っていうのは質問したらその答えを出そうとするじゃないですか? 真面目に働きますよね、ガーッ、って。「ナゼカ ナゼカ ナゼカ── 」って回転する。

 でも、脳は融通がきかないから、あなたが 「どうしてあの人はこんなことをするんだろう?」って質問しても、

「アンタト チガウカラト チャウノン?」

 みたいな〝変化球〟の解答は返せないんですよ。

 ただただストレート、大真面目に、「ナゼカ ナゼカ ナゼカ── 」って回転しつづけるだけです。でも答えは出ない。出るわけがないんです。だってその人はあなたじゃないんだから。あなたじゃない人の 行動理由 なんてわかりゃしないですよ。いくらスーパーコンピュータ、あなたの脳だってね。

 なんとも言えない疲れが残っちゃうんです。脳の回転疲れ。空回り。

 だから── そんな徒労に終わるだけの質問はもうしないことです。

 

 以前、口ぐせのようにこんなことを言う女の人がいました。

「どうして私はいいところが ひとつもないんでしょう?」

 ── そんな人、いると思います? いいところが ひとつもない人なんて? 

 その人は、すごく知的な人だったんです。感性も豊かだった。見栄えだって悪くなかった。でも、口ぐせのようにそんなことばっかり言ってた。

 そんな質問を投げかけてたら、脳はくたくたになっちゃいますよ。だって、質問自体が間違ってるんですから。いいところが ひとつもない人間なんていやしないんだから。

 

「自分はどうして駄目なんだろう?」 みたいな質問もやめましょうね。

「コウダカラデハナイカ コウダカラデハナイカ コウダカラデハナイカ」って辛気臭い分析が返ってきて、へこんじゃうのがオチですよ。

 ネガティブな質問には、当然ネガティブな返答が返ってきます。

 脳には〝人情〟ってものもありませんから。

「私はどうして駄目なんでしょう?」なんて質問をしても、

「ソンナコトアリマヘンガナ アンタハンニモエエトコハギョウサンアリマッセ ゲンキヲダシナハレ」

 とは間違っても返ってきません。

 ネガティブな質問はしないことです。答えの出ない質問もしないことです。

「あの人はどうしてこうなんだろう?」を やめましょうね。意識を向けないことです。どうすることもできないことに焦点を合わせないことです。イライラする、ってことは、どうすることもできないことにフォーカスしてますよ、っていう〝サイン〟でもあるんですから。

 自分以外の人間を意のままに動かすことなんて無理なんです。コントロール不可能なものをコントロールしようとするところに苦しみが生まれます。

 あなたが体を動かして終わることなら、なんにも考えないで手を動かしちゃいましょう。そのほうがずっと楽です。

「あの人はどうして── 問題」っていうのはね、職場でもあるでしょうけど、それ以上に多いのが家庭なんです。親兄弟。それに夫婦。── すっごく多い。

 頭を空っぽにして手を動かせば、数分で終わることがほとんどです。数分で終わることなのに、「どうしてあの人は── 」って無意識に質問しちゃうから脳が空回りして疲れきっちゃうんです。── まぁ、それが僕たちの姿なんですけどね。

 

 あっ、あとね── 「なんでこの人は── 」に意識を向けないようにすると、不思議なこともよく起こりますよ。それはね── なんにもしてないのに── その問題が消えちゃうんです。

 思いもしなかった状況の変化で、問題自体が なくなることがよくあります。そう、まるで意識を向けることによって、あなた自身がその問題に力を与えていたかのようにね。このことも、記憶のすみに置いておいてください。「あれ、ほんとだ。なくなってる」って、思い出すこともあるかもしれませんよ。

 

 

 これからは、

 もっと元気になる質問をしましょう。

 例えば── 

 

「どうして私はこんなに魅力的なんだろう?」

 

 とかね。

 やってみてください。

 どうです? いくつか答えが返ってきたでしょう? あなたには素敵なところがたくさんあるんだから。 質問さえ間違えなければ、脳はきちんと答えを返してくれるんです。

 あなたに どういった魅力があるか── それを聞いてください。どんなに〝あつかましい〟答えが返ってきたとしても、誰にも聞かれやしません。たっぷりと聞いてください。ニヤニヤ、うっとり、── 聞いてみてくださいね。

 

 元気になる質問。ハッピーになる質問。

 ハッピーな質問が、ハッピーな人生を創りますよ。

 

「どうして私はこんなに幸せなんだろう?」

 

 とかね。

 幸せな理由が返ってきます。

 幸せな理由をたくさん返してくれます。

 ちょっとばかし融通のきかないスーパーコンピュータ、

 あなたの脳が、ね。

 

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