人間が最期の瞬間に想うこと

Blue あなたとわたしの本 144 人間が最期の瞬間に 想うことは、 「ありがとう」と 「愛しています」。 だったら、 最期の瞬間まで 待つ必要はない。 その想いで、 「ありがとう」と 「愛しています」の 想いで、 今日を、 〝いま〟を、 生きていけばよい…

人生の本質

Blue あなたとわたしの本 143 人生とは命のために生きること。 その命には、 自らの命も、 他者の命も、 すべての命がふくまれる。 個別の輪郭を持たない命。 命が命のために 〝いま〟を生きること。 それが、 我々が 〝人生〟 と呼んでいるものの、 ──本…

「あなたの学歴は?」『Blue〜』的解答

Blue あなたとわたしの本 142 「あなたの学歴は?」 ってあのね〜。 〝学歴〟なんてものは この世を去る瞬間、までに 決まってんじゃん。 そんなハタチそこそこの 「さっき生まれましたー」みたいなところで 決まるわけねーだろ。 いまあなたが苦しんでる…

と、思うことは、ある

Blue あなたとわたしの本 141 たしかに自分はよくやっている。 と、自分自身が認めてくれるなら、 認めてくれるような生き方ができているのなら、 それ以上、 いったい誰に認めさせる必要があるのだろう? と、思うことは、 ある。

車輪

Blue あなたとわたしの本 140 なつかしく遠い空 雲間から降る陽を浴びて めぐる夏 秋 冬 生き 鳥は森へ帰る なつかしく遠い夢 終わりなど知らない少女 めぐる月日の 音 聞き 花は土へ戻る なつかしく遠い恋 手をつなぐ 笑う 抱き合う 枯れて落ち 実をつけ…

切り離すことができない同じひとつの光

Blue あなたとわたしの本 139 ふたりはテーブルをはさんで向かい合っている。 青年が質問を終えると、魔法使いでもある老人は、さっそく魔法を使いはじめた。 小説家たちがその生涯に記した作品を、青年の前に積み上げていったのだ。 次に画家たちが残し…

今夜だけでも

Blue あなたとわたしの本 138 その人もその人の 〝段階〟で、 一生懸命に日々を生き、 苦しんでいるんだよなぁ。 あなたとわたしもまた、 それぞれの 〝段階〟で、 一生懸命に日々を生き、 苦しんでいるようにね。 その人と接する、 あなたのつらい気持ち…

うちのこ つちのこ

Blue あなたとわたしの本 137 うちのこ つちのこ 未確認 うちのこ つちのこ 未確認 きみは 草のなかを はってるの? いがいと 海を およいでる? お月さまの 裏側 あたり? それとも わたしの すぐうしろ? うちのこ つちのこ 未確認 うちのこ つちのこ …

すべてあなたの〝憶測〟

Blue あなたとわたしの本 136 あなたに溜め息をつかせ、 ときに冷や汗をながさせ、 黒い雨雲みたいな気持ちにさせたりするのも、 あなた自身の 〝憶測〟なんだよ。 いま起こっている現実そのものじゃない。 頭のなかでしゃべり続けている悲観的な声── あ…

気づいているよ

Blue あなたとわたしの本 135 きみ独特の(ちょっとわかりにくい) 笑いの感覚。 僕は気づいているよ。 僕が気づいていることに、 きみも気づいてくれていると、 いいな。

メビウスの輪

Blue あなたとわたしの本 134 現実を見ろ、 現実を見ろ、 って言う人がよくいるけど、 現実なんか見て面白いのかなぁ? 面白い人もいるんだろうけど── 僕はあんまり面白くないんだよなぁ。 人間が好きなことのほとんどってさ、 現実から逃避することなん…

夜のヨーグルト

Blue あなたとわたしの本 133 (歌詞です。主人公は女性です) 夜の ヨーグルト 夜は ヨーグルト ぐるぐるぐるぐる ふたり すわって 夜の ヨーグルト 夜の ヨーグルト 夜は ヨーグルト ぐるぐるぐるぐる ねこも ぐるぐる 夜の ヨーグルト 変な習慣 あなた…

ともしび

Blue あなたとわたしの本 132 海岸ぞいの道を歩いていた ひかりが跳ねる初夏の海 あちこちの庭からは布団をたたく 心地よい日常の音 ささやかな幸せが いつまでもつづきますように 季節の匂い 胸に吸いこみながら 高い空 見上げていたい 夕映えに赤く染ま…

ジムノペディ

Blue あなたとわたしの本 131 サティの「ジムノペディ 第1番」に詞を付けてみました。

ときに巨大な憂鬱が僕たちを飲み込もうとするけれど──

Blue あなたとわたしの本 130 ときに巨大な憂鬱が押し寄せてきて、 あなたを飲み込もうとするけれど、それは あなただけじゃないんだよ。 僕ももちろんだし、 ほとんど全ての人が襲われるんだ。 全生類的な 記憶のようなものも 影響しているような気がし…








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