異種動物さんたちが仲良くしている動画を観るのが好きだ。

エッセイ Blue 34

 

 

 発端はなんだっけかなぁ? ちょっとよく思い出せないんですけど。柴犬と猫とか、そんなものだったんじゃないかなぁ? YouTube でたまたま目にしてさ。ものすごく仲良しで── 。もう、度肝を抜かれてさぁ。それともちろん、なんてかわいいのだろう、って。素晴らしいのだろう、と。いとおしいのだろう、って。心を打たれました。そしたら、「おすすめ」にいっぱい出てきたんですよ。仲良しの猫と鳥さんとか、猫とウサギさん。猫とニシキゴイ。猫とかわうそさんとか、猫とおさるさんなんかもね。僕は猫好きなのでどうしても猫ちゃん中心のラインナップになっちゃったけど。 もうね、いろんな異種動物さんたちの仲良しさんたちがいるわけですよ、この世界には。仲良しの猫ちゃんとハムスターまでいるんだぜ! ハムスターって── ネズミ科じゃん? 僕はね、なんて言うか、この世界も捨てたもんじゃないなって感じましたよ。「これこそ天国じゃねえか」って思った。じっさいそうつぶやいてたよ。天国じゃないですか。天国ですとも。── 素晴らしすぎるよ。 それに比べてさぁ、人間はなにをしとんねんとも思ったなぁ。異種動物さんたちの姿かたちの違いに比べたらさ、人間なんてナニジンであろうとおんなじじゃないですか? 彫りが深かったり、それほどでもなかったり、肌の色がちょっと違ってたりなんかはするだろうけど、それがどうしたっていうのよ? 猫とニシキゴイくらいの違いがありますか? って。かたや色はグレーのもふもふで、かたやレッドですよ。金ピカとか。色彩も形態も質感もえらい違うっちゅうの。 まぁ、いろんなことを思いながら・感じながらね、動画を観ていましたよ。そうしたらある朝起きてさ、MacBook をひらいたらよぉ、YouTube の画面一面が仲良しの異種動物さんたちで埋まってたわけさぁ。ほんと97パーセントくらい。「なんじゃこりゃ?!」ってさすがにおったまげたよ。あれが人のパソコンだったらこのユーザー何を考えとんねん、って引いてたかもしれない。でも自分のだからしょうがないやん? そしてこれだけかわいらしい異種動物さんたちのサムネがところ狭しと並んでるわけだからさ、視聴するしかないわけですよ。かたっぱしから観ましたよ。もうねぇ、あっちもこっちも仲良しでさぁ。あっちでもゴロンゴロンこっちでもスリンスリン。仲むつまじくされていました。なんかフウッ〜、と気が遠くなったりも何度か僕、した。どうしてだか もひとつよくわかんないんだけど。このまま観ている途中で突然死しても天国へまっすぐ行けるんじゃないかって、そんなふうにも思ったなぁ。うん、今こそさ、人類はさぁ、こういった動画を観てさぁ、本来の世界のあり方を思い出すときなんじゃないのかなぁ。みんなでいたわり合い、思いやり合うのが当たり前の世界だよ。そんなふうに感じるよ。なので、ひとつだけリンクを貼っておきますね。入門にはとてもいいと思うから、これ。 それでさ、ここから先は自力でさ、「仲良し異種動物さん」たちのステキなステキな、そして深い深い穴にさ、あなたも落ちるのだぜー!

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