おめでとう! 必然・必要・ベストなあなた!!

Blue あなたとわたしの本 205

 

 

 どうして自分はこうなんだろう? って悩んでる人、多い。

「あなたはあなたのままでいいんだよ」って言うと、流行り文句みたいだし、「そんなあなたでも認めてあげようよ」みたいな消極的な感じも出ちゃって、もうひとつなんだよね、この言い回しって。

 僕が言いたいのは── 

「あなたは必然・必要・ベストで〝そう〟なんだよ! おめでとう!!」

 みたいなニュアンスなんです。もっと全然、ポジティブな意味合いなの。

 
 僕なんかもさ、今まで 20カ所以上の職場を経験してるんだけどね、

 例えば昼休みとかでもさ、「みんなで集まって弁当食おうぜ!」とか「ランチに繰り出そうぜ!」とかって職場、あったでしょう? 僕からしたら(昼休み、ってことは1人になってもいいってことじゃないんスか?)って感じですよ。(公園とか百貨店の屋上で1人で食べたいんですけど)って。(そんでもってそのままベンチでお昼寝して英気を養ってからまた下界に降りてきたいんですけど)みたいな。

 そんなことないですか? 会社の人とランチなんかしてたら休憩にならないって。ぶっ通しで仕事してるようなもんじゃん。神経 休まらないよ。午後なんてほとんど視界にかすみがかかってましたよ。変な具合にこめかみの奥が痛いですよ。なのに上司は「仕事も大事だけど遊ぶことも大切だ! よし! 今夜はみんなで飲みに行こう!」「わーい! 賛成ー!」みたいな。

 超人の集まりかと思いましたよ。家で「本読む遊び」がしたいんですけど、って。「空想する遊び」とか。

 だから僕は、サラリーマン無理だな、って見切りをつけたんです。はい、何十年も前に。早かったなぁ、見切りつけるの。

 無理なものは無理ですから。性に合わないことをやったって、つらくなってくるだけですから。

 人と長時間いっしょにいると疲労困憊してしまうというのは僕の個性です。その代わり、ずう〜っと一人っきりでいられます。かなり深く物事に集中することもできます。それは僕の必然・必要・ベストな個性なの。欠点ではございません。最強の特性です。そういうふうに考えているのです。

 人が書かれたブログなんかを読んでてもね、あぁこの人、会社員は絶対無理だな、って人が、まるで会社員しか生きる道がないかのようにしがみついてるんだよ。さらに、「本当はサラリーマンが務まる人間じゃないってことを隠し通さなきゃいけない。絶対にバレてはいけないのだ!」って叫ばれたりもするの。

 バレてもいいじゃないって思うよ。あなたは意味があってその個性で生まれてきたんだよ。必然、必要、ベストでそうなんだよってディスプレイに向かってこっちも叫び返したくなる。もちろんそのかたの生真面目さや、逃げ場がないように思われてる苦しさもわかるよ。理解できるから、こっちまでため息が出るんだよね。

「ほとんどの人がそうしてるから」って理由だけで自分もそうする必要なんてないんだってば。

 楽しく生きる、ってことはやっぱりすっごく大事だ。最優先事項だよ。

 あなたがラクな場所で、無理なく、面白く生きていこう。楽しくがんばろう。それがあなたのことを愛する人たちのためにもなるんだよ。「甘ったれんな!」とかって言うトンチンカンな人間の言葉は聞き流せばいい。微笑みで返せばいい。

 軽やかに闘うんだ。自他を楽しませるんだ。決断してしまうんだ。信じるんだ。個性を磨き続けるんだ。 ── あなたの場所って、必ずあるから。

 内向的な人が無理して社交的になる必要もないですから。はたち過ぎたら内向的では許されない、なんてセリフを聞いたこともあるんだけど、意味わかんねえよ。内向的な人にしか務まらない仕事っていっぱいあるんだよ。
 
 自分が苦しみのどん底でのたうってるのに、人に優しくできる人間なんてのもいません。そんな人はいないの。

 だから思うんです。人はまず、自分にとっての幸せを求めなければならないって。魂、みたいなものが納得している日々を送らなければならないとね。

 あなたの好きなこと、やってみたいことを、短時間でもいいから日常のなかに組み込んでください。そして習慣化するの。それだけでも充実感と、変な自信がついてくるから。

 ヘンテコな自信ほど強いものはないよ。崩れようがない。

 生きることを選び続けてるだけでも、ある意味ヘンテコな行為なんだから、ヘンテコであることを恐れんな。

 たった一人の、自分の特性を、大切にしてあげよう。他者からどう見えるかなんて、それに比べたら大したことないと僕は思うんだけどなぁ。
 

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