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困った事態とはたいてい乾杯すべき事態である

Blue あなたとわたしの本 113

 

 

社長 「困った事態となったね」

社員 「困った事態そのものです」

社長 「ありえないほど困った事態だねぇ」

社員 「困った事態という概念をこれ以上ないほど具現化したのがいまの状況と言っても過言ではありません」

社長 「いままでの我々のやり方では到底この壁を乗り越えることはできないじゃん?」

社員 「壁のてっぺんに指さきを引っかけることも不可能です」

社長 「不可能だねぇ」

社員 「不可能を絵にかいたような壁です」

社長 「────」

社員 「────」

社長 「我々のやり方をバージョンアップすっか?」

社員 「それしか方法はなさそうですね」

社長 「アップデート、っつうの?」

社員 「アップグレード、でしょうね」

社長 「ようはパワーアップすれば乗り越えられんじゃん?」

社員 「楽勝っしょ」

社長 「ひとっ飛びで飛び越せるべー」

社員 「ひとまたぎっしょ」

社長 「────」

社員 「────」

社長 「乾杯しよーぜ!」

社員 「乾杯しよーぜ!」

社長 「うらー!!」

社員 「なにもワイシャツ引きちぎらんでも──」

 

  困った事態とはたいてい乾杯すべき事態である

 

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