生きる意味とは意味のないことに命をかけることなんだぜ

「 Blue あなたとわたしの本 」には収録しなかった(やんちゃ系というかダーク系というか、そんな)言葉を12、集めてみました。「 Blue〜 」になれなかった「 Blue〜 」たち、と言ってもいいかもしれません。

 これはこれで楽しんでいただけたら、とてもうれしいです。

 何かに成れなかった何かには、何かに成った何かにはない魅力もまた、あるのではないかと──僕は思うので。

 では、お読みください。

 けったいなんがつづくけど。

 

 

1 

狂いが足りない。

ぜんぜん足りない。

まともになろうとしてる。

いまを熱狂してないから

迷うんだよ。

落ち込むスキが生まれるんだよ。

 

狂いが足りない。

ぜんぜん足りない。

俺は。

 

 

負けることには慣れてんだよ。

無視されることにはもっと慣れてんだ。

友だちがいないってのは

いいもんだよ。

友人・知人の顔色うかがわないで

やりたいことやれんだから。

 

 

心なんか

折れねぇよ。

折れすぎて、

治りすぎて、

そのたんびに

強くなったから。

尋常でないくらい、

はた迷惑なくらい、

もうそのへんでやめとかはったらどうどす、いうくらい。

 

 

もう限界だってか?

そこからだろ、

魂がほとばしんのは。

 

 

つまらない大人になりたくない

なんてことは

10代、20代だったら

誰だって思うんだよ。

 

40代、50代になっても

思えるかなんだよ。

 

80代、90代になっても

叫べるかなんだよ。

 

どうせなら、

救いようのない馬鹿として死んでみな。

 

 

81歳の肉体になっても、

18歳の魂を

そのまま持っていられたら、

素敵だと思うんだよなぁ。

 

 

才能はないです。

それが何か?

 

 

変に

まともであろうとするから

生きづらいんだよ。

俺たちはもう

戻るところなんかねーって。

まともになんかなれねーって。

ついでに言っちゃうと

まとも、って何よ?

 

だから

あきらめて、

もっと

イッちゃいな。

もっと

トチ狂っちゃいな。

 

そして

馬鹿みたいに楽しめ。

楽しんで、楽しんで、楽しめ。

 

そのほうがよっぽどいいって。

 

死 を選ぶより。

 

 

命を絶っちまうのかい?

命を終わらせてしまうってことは、

「あぁ、いまの幸せがあるのは、あきらめなかったあのときの自分のおかげなんだなぁ」

って自分自身に手を合わせる、

この不可思議な感涙を、

無上の歓喜を、

未来のあんたに味わわせないで

終わるってことなんだぜ。

 

 

10

お金は

もちろん欲しいよ。

そのお金でさぁ、

ありあまるほどの

自由を買うんだぁ。

それでそのなかでさぁ、

まん丸くなってさぁ、

あなたに手紙を書くんだよ。

終わらない手紙を。

 

だからさぁ、

お金はすっごく

欲しいんだよねぇ。

 

 

11

遺書を書こう。

膨大な

遺書を書こう。

 

読んだ人が笑っちまうような。

楽しんじまうような。

励まされすらするような。

馬鹿な遺書を書こう。

破格の遺書を書こう。

書くことを楽しもう。

 

生きることは

面白いよ。

 

 

12

ときどき僕は思うんです。

生きる意味って、

意味のないことに、

全身全霊を傾けることなんじゃないかって。

命を捧げることなんじゃないかって。

 

この言葉どおりを

信じているというよりも、

こう考えると、

楽になるときがあるんです。

 

意味のないことに命をかけることが生きる意味なんだぜ、って。

 

ときに地の底まで気持ちが沈んでもいいんです。

ウツになってもいいんです。

あたりまえのことだって。

 

でも生きていこう。

生きてみよう。

 

きっと、

生きていてよかったなと思える、

いま、が来る。

そんな瞬間がくる。

そんな瞬間に在る、

あなたがいますよ。

 

馬鹿だっていいじゃない。

 

ずっと変わらないでいよう。

ずっと変わりつづけてやろう。

 

生きてみよう。

生きていこう。

 

純粋な──

馬鹿のまんまで、さ。

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