透明な名刺 ──独りが好きなあなたへ──

Blue あなたとわたしの本 276

 

 

連休中の自然公園。

カップルや家族連れでにぎやかだ。

ぽつんとひとりで坐ってるのは僕一人。

でもぜんぜんさみしくないんだ。

むしろ、ホッとするんだよ。

どのチームにも属してないってことにね。

 

世界、っていうか、

宇宙、っていうか、

そういったものと僕は向き合っていたいんだ。

宇宙と対話しようと思ったら、独りでいなきゃならないんだよ。

静かに独りでね。

宇宙ってあんなに巨大だけど、

その声っていったらすっごく小さいの。

知ってた?

 

僕の好きなものは本や音楽、そして絵画。

それらがあるから、さみしさを感じない。

このあいだ思ったよ。

俺の友だちって、たいてい死者だなぁ、って。

笑っちゃった。

でも彼らが大好きなんだ。

この世にはいなくても、僕の心のなかには体温を持ったまま存在してる。

まぁ、これからもこんな感じでまったりと生きていくよ。

(けっこう楽しいし)

 

きみの調子はどうだい?

まずまずかい?

「楽しい」って感じる時間を、たくさん過ごしてくれているといいな。

内面的に自由でいてほしいんだよ。

なんでそんなふうに思うかって?

だって僕たちって、似てるじゃない。

かなしくなっちゃうほどにさ。

だから、あなたが心安らかでいてほしいって、こんなに願うんだろうね。

心温かでいてほしいって、祈るんだと思うよ。

 

 

それとね、

僕たちはどのチームにも属していないけれど、

どのチームの一員でもあるんだ。

(ほんとは、ね)

 

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btomotomo.hatenablog.com

 








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