「自分なんて」と気持ちが沈んだときに読んでほしい。

Blue あなたとわたしの本 213

 

 

「こんな自分なんて」と思わないで。

 自分でそんなふうに思わなくても、

「お前なんてダメさ」と

 嫌というほど人が言ってくれるでしょ。

「自分なんて」と自ら思ってしまったら、

 いったい誰があなたを励ましてくれるんだい?

 こんなふうにたまに現れて、あーだこーだ言う

 僕みたいな人間が味方なんじゃないぜ。

 あなたの本当の味方を知りたいのなら、

 鏡のある部屋に行ってみ。

 鏡の前に立ってみ。

 そこにあなたの

 ホントの味方が映るから。

 つらかったあのときも、

 嬉しかったときも、

 思わずガッツポーズしたあのときも、

 くやしくて涙がにじんだときも、

 絶望に心が虚ろになっちまったあの夜も、

 ずっとずっと、

 どんなときも、

 あなたと一緒にいてくれた人が

 鏡のなかに映るから。

 全ての感情を

 共にしてくれた人が

 鏡に映るから。

 その人があなたの本当の味方なんだよ。

 よく見てみ。

 清らかな目をされているじゃないですか。

 世の中の仕組みに戸惑ってもいるじゃないですか。

 目の奥に強さも宿しているじゃないですか。

 特性、を活かせばいいじゃないですか。

「愛されたい」と願っているじゃないですか。

「まだ生きたい」と叫んでいるじゃないですか。

 その人を、

 大切なその人を、

 絶対、

「こんな自分」なんて言うな。

 一人ぼっちにしてやるな。

 あなたまで見限ってしまったら、

 いったい誰があなたを守り、

 尊重してくれるんだい?

 あなたはもう駄目だって

 世界中が言っても、

 何があっても、

 どんなことがあっても、

 その人を信じろ。

 応援しろ。

 大切にしてあげてくれ。

 そうすれば、

 すべてが上手くいくんだから。

 今日、お風呂に入ったら、

「ありがとう」って

 体を洗ってあげてください。

 あのときもこのときも、

 いっしょに戦ってくれたその体を、

「ありがとう」って

 やさしく洗ってあげてください。

「これからもよろしく」って

 ピカピカにしてあげてください。

「ありがとうございます」

「感謝しています」って

 心を込めて言ってあげてください。

 タオルのあと、

 手のひらでも

 洗ってあげてください。

「やっと振り向いてくれたんだね」

「気づいてくれたんだね」って、

 裸の〝あなた〟が、

 ほほ笑みながら

 涙を落とすから。

 いちばん近いものが、

 なんだって人は見えないんです。

 自分を愛せてはじめて、

 人を愛せるんだ。

 自分を大切にできてはじめて、

 人のことも思いやれるんだ。

 それができれば、

 すべてがついてくるから。

 だから絶対、

「こんな自分」なんて言うな。

 愛おしいあなた自身を、

 抱きしめてあげてほしい。

 

 

 

 

 

 さぁ、わたし!

 今日は何をして、

〝いっしょに〟楽しもうか? 

 

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