Blue あなたとわたしの本 190
僕なんかにでもさ、
「ありがとうございます」って
言ってくれる人がいるんだよ。
そんなときは
── いつも思うよ。
あぁ、この人の勝ちだな、って。
僕はちゃんと言えてるのかな、って
自問してしまう。
ありがとうございます、って
頭を下げられる人が、
立派なんだよね。
最強じゃん、って思うよ。
ありがとうございます、って言える あなたが伸びるの。
素直さを持ってる あなたが
目に見えるものからも 見えないものからも手を差し伸べられるの。
素直さがないと
なかなかそうはいかない。
〝損得〟って観点から考えても、
とても もったいないこと。
自分で自分の活路を塞いじゃってるんだよなぁ。
僕も、ヘンに曲がらないでいたいと願ってるよ。
いくつになってもね。
「ありがとうございます」って
頭を下げられる男でいたい。
素直さを持ちつづけたい。
本当の
カッコ良さってさ、
きっと、
あんまり目立たないもんなんだと思うよ。
でもわかる人には、
ちゃんと、わかる。
心をひらき、
自然に、
さわやかな言動のとれる
人間でいたいなぁ。