Blue あなたとわたしの本 97

 

 

その高すぎるプライドを

いったんわきに置いてみ。

別に捨てなくてもいいから。

 

深すぎるコンプレックスは

捨てたほうがいいなぁ。

気にしてるのはあんただけだから。

 

見返りを求めるその気持ち、

どっか遠くへ放り投げよう。

苦しみの石ころだ。

 

心をひらいてみ、

怖いのはわかるけど。

ガードをしっかり固めてたわりには

あんたボロボロじゃん。

ハードパンチ、食らいまくってるし。

 

もう降参してみ。

降参して、

手放して、

無抵抗になって

微笑んでみ。

 

そうすれば、

どうしてだかわからない

なんなのかもわからない

安らぎが訪れるから。

ボロボロの体の

内側から訪れるから。

 

やさしくされるのを待つんじゃなく、

自分からやさしくしてみ。

愛されるのを待つんじゃなく、

自分からくばってみ。

 

その素敵な笑顔を人に向けてみ。

 

祈ろうよ。

何のためでもなく。

 

そして時が流れ、

あんたは気づくだろう。

目の前で、

堅く閉ざされていた

その扉までもが、

ひらいていることに。

 

そんときのあんたには、

そんなことさえも、

もう

大したことではなくなっているだろうけどさ。

 

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