フクロウバス

 Blue あなたとわたしの本 19

 

 

フクロウバス フクロウバス

青いフクロウが刻まれてる

フクロウバス フクロウバス

どこまでも君と乗っていたいよ

 

毎日くたくた ねじれた棒みたい

ごめんね君を ほっぽってた

現実なんか放り出して

首から上も放り投げて

さぁ行こう(ドアをひらいて)

 

天へと落ちる滝

岸辺に打ち上げられる月

どこでもないどこかで

誰も知らないどこかで

ねむりたい ほどけたい

 

フクロウバス フクロウバス

青いフクロウが刻まれてる

フクロウバス フクロウバス

どこまでも君と乗っていたいよ

 

街がどんどん 小さくなってくね

上から見ると こんなにきれいなのに

地上にいるとどうして

傷つけ合うことばかり

さぁ行こう(もっと昇って)

 

窓の外は夜空

砕け飛ぶ赤い星々

ひとつひとつのかけらに

いくつもの記憶が映る

かすめてく 青いバス

 

フクロウバス フクロウバス

次元も飛び越えて するりふわりと

フクロウバス フクロウバス

透き通っていたい 見えなくなりたい

 

フクロウバス フクロウバス

昇って落ちて 昇って昇る

フクロウバス フクロウバス

青い光を 虚空にひく

 

 

誰も乗っていない バス

 

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