アウトローのすすめ 

Blue あなたとわたしの本 161 人生をナメてかかることも、 必要だということ。 真面目に 考えすぎないということ。 あなたはあなたそのものを、 わたしはわたしそのものを、 生きればいいということ。 やりたいこと、 なぜかしら惹かれることを、 やれば…

魅力的な文章とは? 「Blue〜」的考察

エッセイ Blue 9 ほとんどの人にとって、文章を読むのは つらいことだと僕は思うんです。 結論から言うと、魅力的な文章とは読むのに苦労しなくてもいい文章、ということになります。歯をくいしばらなくても読み進められる文章です。異論はあるかと思います…

永遠の「いまの子」。年齢ってさ、時計とかカレンダーみたいなものなんだよ。

Blue あなたとわたしの本 160 年齢ってさ、 そんなに気にすることないんじゃないかなぁ。 カレンダーとか 時計みたいに、 人間がこしらえたものだと思うんだよ、 ある意味。 リアルな時間っていうのはさ、 〝いま〟しかないわけじゃない? 熱血的な意味で…

わたしへの手紙 あるいはあなたへの手紙

Blue あなたとわたしの本 159 苦しみを減らすコツかい? 人と比べないことさ。 人と比較するかぎり、 あなたの力がこの先 どれだけついたとしても、 あなたは苦しみつづけることになるよ。 じゃあ、どうしたらいいのかって? あなたの 〝理想〟ってあるで…

初めての駅で降りる

エッセイ Blue 8 ローカル電車に小一時間もゆられ、降りたことのない駅で下車するのが好きだ。 小さなロータリーを抜け、ひなびた商店街を歩く。鉄柱にスピーカーが付けられていて、そこからラジオの音声が流れていたりもする。「日中の最高気温は31度で…

世界では恐ろしいことが起こっているというけれど

Blue あなたとわたしの本 158 僕はこう見えて馬鹿だからさ、 こう見えてって言うか、 見たとおりって言うかよくわかんないんだけど 馬鹿だからさぁ、 ムズカシイことはわかんねーんだよ、実は。 「Blue あなたとわたしの本」なんてやってっけどさ。 だか…

明るいおどろきで満たしてあげることができたとしたら

Blue あなたとわたしの本 157 あなたにとって〝大切なこと〟ってどんなことですか? あなたの大切な人の〝大切なこと〟ってどんなことですか? 人ってさ、この 〝自分にとっての大切なこと〟に 気づいてくれる人に弱いんだよ。 そこを褒められでもしたら…

それだけで

Blue あなたとわたしの本 156 気の利いたことなんて言わなくても いいんですよ。 あなたが たくさん しゃべってくれたら、 それだけで うれしいのです。 それだけで、 僕はとても うれしいのです。

あなただけの風景

エッセイ Blue 7 自分だけの風景というものがある。 そんな風景にめぐり逢うと、すぐにそれとわかる。 一年に2、3回もない。あればいいほうだ。 友人といっしょのときにそんな風景に出逢うと、僕はできるだけ早いうちに、その場所へまた向かう。 今度は一…

お前のやっていることはまやかしだ、偽善だ、/ 納得のいくその日まで

Blue あなたとわたしの本 155 「お前のやっていることはまやかしだ」 偽善だ、と言われることもある。 弱い者が弱い者の傷を舐めているんだ、とも。 盲人が盲人の手を引こうとしているんだ、とも。 たしかに、 どれも 間違ってはいないだろう。 だけど、 …

「私はあなたの大ファンでした」

Blue あなたとわたしの本 154 「お前なんか駄目だ」と誰かが あなたに言ったとしても、 その人は 24時間、 あなたを見ているわけじゃないんだよ。 あなたの神経の細やかさも知らなければ、 あなたの努力も知らないんだ。 ── だから、 気にしないで。 逆…

自動販売機奇譚

エッセイ Blue 6 家から1分も歩かないところに飲み物の自動販売機があり、よく買いに行く。四月に入ったばかりのころだ。その日も温かい缶コーヒーを買いに行き、商品と対面すると、すべての飲み物が青地に白文字で「つめた〜い」となっていた。 「 なんで…

永久にとどめ残す

Blue あなたとわたしの本 153 ぶわっ、と突き上げて虚空へ消えていきそうになるこの感情を 引っ掴んで言葉に代えて紙の上に叩き付けて永久にとどめ残す

「この世界はほとんどが噓でできているんだ」、あなたが叫んだ夜、僕は眠れなかったよ。なぜならそれは真実だから。でも、あなたはこの言葉もはさんだんだ。〝ほとんどが〟って言葉を── 。

Blue あなたとわたしの本 152 「この世界はほとんどが噓でできているんだ」 あなたが叫んだ夜、僕は眠れなかったよ。 なぜならそれは真実だから。でも、 あなたはこの言葉も はさんだんだ。 〝ほとんどが〟って言葉を── 。 〝ほとんどが〟って言葉を、 無…

棺桶で眠る

エッセイ Blue 5 眠るとき僕は耳栓をする。 ちょっとした物音でも起きてしまうからだ。 光にも敏感なのでアイマスクをし、その上からロングサイズの手ぬぐいで目と耳をぐるぐる巻きにする。口元も隠れているほうが安心するのでマスクをし、工事現場などの騒…








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