Blue あなたとわたしの本 89

【詩人の螺旋階段】 ぼくは以前とおなじように詩を書いている ひとりこの屋根裏部屋で 窓から見える空と森もおなじだけど 色味がなくなってしまった きみがいなくなって うるむ目をふせて言ったね 「あなたの書くものが もうわからない」 階段をおりていった きみの足音 おりていった 現実 と呼ばれる世界へ 「あなたの詩…