まぁ、待て。もちろんこれで終わりじゃない。ちゃんとつづきはある。東京に出てきてその五年後──つまり俺が二十三歳のときのことだ」 藤堂さんは缶ビールに唇をつけ、残りを飲みほした。 「俺はそのとき、ぬいぐるみ劇団のチケットを小学校に売り歩く仕事を…
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